卯月が色気づきやがった。


などと言ってみる。冗談だけども。




何やら仲の良い友達が出来たようだ。
少し前からその友達の名前を出しては、一緒に遊んだということを訴える。
訴えるだけなら全然気にしない。


が。



なんていうか、手紙を書けと人に命令しやがりますよー。
頼むから、自分で文字書けるように、読めるようになってくれ…
とかなんとかおもうけど、まだ年少さんなので無理なのか？
ま…保育園だと、幼稚園と違ってその辺りゆるゆるなんだろうなぁ。
幼稚園も園で全然違ってくるから、なんとも言えませんが。
それはさておき。

友達宛の手紙を書かされ、レターセット使って書いてないから
封筒も書いたメモ帳サイズに合わせて作ったりして…。
ええ、まぁ…私の力量が問われるような状況になっててねぇ。


や、楽勝ですけども。
そういうのは、適当にていやー！とやっつけ仕事で出来る程度の
適当な感じのものしかしないから。
相手が女の子じゃない分、凝ったもの作る必要もないし（ここ重要）


男の子だからさー、適当でいいのよ。
卯月も手紙用意出来て、友達に渡したいってのがあるだけみたいで
なんともねぇ…。

色気づいてんじゃないよ。などとまたもや言ってみる。
さて、その手紙。
続きにてそっくりそのまま写してみる。

[0回]

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　お友達の名前

ほいくえんの　おにわで
あそんでくれた
いっぱい　あそんでくれた
おうたも　うたってくれた
いっしょに　ごはんも　たべた
おやつも　いっしょに　たべた
とても　たのしかった
とても　うれしかった
ありがとう

　　うづき

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こんな感じ。
まぁ…半分くらい私が文章直してるけどさー。
でもそれなりに卯月がそばで言ったまんまだったりする。
何があったかだけしか言わないから、嬉しかった？たのしかった？
と一応確認して、ありがとうって言わせたりとかね。
ともかく、相手のお友達に対して嬉しいのがあるみたいで
それを伝えたいんだろうな、と。
同じクラスの子らしいから、手紙の渡しそびれはない…といいなぁ。
保育園の送迎バスで園に行くから、直接私がその場でフォローできないしね。
ま、がんばれ…卯月。
そんな感じに手紙を園のカバンの中に入れたよ。

あ。皐月が泣いてる。仕方ないそろそろミルク用意するかー！