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育児とかぼやきとか、ぼやきとか、ぼやき? ほとんどが、Twitterで呟いたことと重複してるので、むしろ青い鳥のまとめ的な? 画像をいっぱいアップしたい時は、Twitterよりもこちらがメインになると思います。
家の中に無事は入り込んだルゥ(私は「ウ」を「ゥ」と表記するのが常なので、今後はそれで統一します)は、名前もゲットし、これで安泰!…というわけでもなかった。
父は拒絶はしなかったものの、全くルゥのことを相手にしなかったから。

ここからがルゥの本領発揮である。(キートン山田風)

父が仕事から帰ってくると必ずルゥは父が居間で座ると同時にあぐらで座る父の膝の上に丸くなってくつろぐようにしていた。
父は決して拒絶はしないので、膝の上のルゥに対してトイレに行くというような緊急の用がない限りはほぼそのままにさせていた。
嫌がって膝の上に乗せないということがなかった。
この辺りは父が基本的に動物が好きなせいだろうと思う。

でもだからといって、特別に動物を飼いたがるという人ではないので、つまりはペット≠家族ではない人なので、ある一定の線を引いているんだというのをしみじみと思ったものだった。

そんな父の膝の上にルゥは乗り続けた毎日。何を思っていたのかは分からない。
ただ、父のほうは確実にルゥに情が湧いてきたようだった。ある日居間の引き戸の前で子猫らしい遊びをしていたルゥに気付いた父が、その遊びに付き合っていた。父がルゥの興味を惹いたものが何かということに初めて気付いたこともあったのか(要するに他の家族は誰も気付いてない誇らしさみたいな?)、台所にいた母にルゥの遊びのことを話していた。
話しながらもルゥの遊びに付き合っている父を私は見ながら
「この人も籠絡されたな」
と思ったことは内緒。でもきっと他の家族も同じことを思ったに違いない。


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母は子供の頃からずっと猫を飼っている家で育った人だった。
必ず三毛猫で、模様が目にかからないというのが母の家では飼うさいの基準としてあったようで、多分に見た目に非常に愛らしいというのが、基準になっていたようだ。
ただ、猫なんてどんなに不細工に見える柄だったとしても、うちの子になってしまえば、どんな猫でも可愛いものなのだけど、それは猫にネズミ退治という仕事を与えていた頃の母の家では見た目も多少は大事なもの…だったのかもしれないが、実際のところはよく分からない。

それはともかく、私が連れ帰った黒猫はちゃっかりと家に上がり込み、そして家族としての一歩を歩き出したのだ。
そして最初の関門として、一つ問題が立ちはだかった。

それは、名前。

当時、今はEテレとか呼んでるNHKの教育テレビで、今も続いている「テレビ絵本」という5分番組があるんだけど、私も弟君も好きで見ていた「ルドルフといっぱいあってな」という児童書のシリーズが放送されていた頃だった。
その作品の主人公は黒猫のルドルフ。そう、ルドルフ!でも、ドイツ名のルドルフ、分かる人もいると思うけど、男名なのだ。
黒猫を飼ってみたいと以前から口にしていた弟君の黒猫の名前候補は「ルドルフ」。「ジジ」じゃなくて「ルドルフ」。
というわけで、拾われ猫の性別は……じゃーん、メス。
なんてこったい! というわけで、すぐさま「ルドルフ」は弟君の中で排除されてしまった。そして、「Oちゃん(仮名)」ということになった。Oは、お化けのQ太郎の弟O次郎のOから来ている…だったと思うが、記憶は怪しいので全く違うかもしれない。
もし違っているとしたら、なぜそう私が勘違いしたのか当時の私に聞きたい。なぜだ?

とりあえずの名前は、「おーちゃんかっこかめい」ということになったものの、さっぱり本当の名前が決まりそうもなかったので、「やっぱりルドルフでいいんじゃないか?」という話をして、結局そういうふうになっていった。
が、そこで母が「(ルドルフじゃ呼び辛いから)私はるうちゃんと呼ぶ」と言い出し、結局黒猫の名前は「ルウ」ということで落ち着いた。

決して「ルー大柴が由来じゃないっすよ」というわけで、当時は彼の人が結構人気のあった頃なので、名前を告げる度に似たような突っ込みをいただき、鬱陶しかったのは秘密。

それはさておき。
ルウと名付けられた黒猫は、早速名前とは全く違う呼び方をされるという洗礼を受けることとなった。

それが「まっくろちびすけ」だ。

ジブリ作品の中でも有名作品の一つである「となりのトトロ」に登場する「すすわたり」に対して、主人公のさつきとメイが引っ越してきたばかりの家の中で、歌って呼びかける場面があるが、その呼びかけの際に「まっくろくろすけ出ておいで」と言っている。
そのまっくろくろすけを、子猫だったルウに対し「まっくろちびすけ」と言い換えて呼んだ、というだけではあるけど。
後に私が結婚してから迎えた黒猫にもそれが引き継がれるので、もし今後また黒猫のちみっこを迎えることがあるなら、私はきっと「まっくろちびすけ」を使うものと思われる。


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家に戻り、猫を連れてきた私に弟君は「電話で話してたのが、てっきり黒猫ヤマトのほうかと思った」という素晴らしいオチを用意してくれていたのは、まぁ……グッジョブ!
それはどうでもいいとして。
母は多分、多少困ったなー…な気分があったのかもしれない。でも、嬉々として子猫を相手にするいい大人になってる子供達に、微笑ましい…とか思ったかどうかは知らないが。
ともかく、連れられてきたみすぼらしい黒猫に、少しは心動かされるものがあったと、今なら思う。

ひとまず家に入れて、子猫が食べて大丈夫そうな物を与えたかどうか、かなり記憶が曖昧だけど、何かを食べさせた。そして、しばらく子猫と遊んだ私と弟はそこそこ猫に満足した…かどうか記憶にはないけど、母とは猫を家の中に入れないという形でなら飼ってもいいということだったから、家の外に置かれていた大きな段ボールに寝床になる布を入れて、一晩過ごしてもらった。
しばらく家の場所を覚えるまでは半分監禁状態か…と、思いつつ。

けれど、それは希有に終わることになった。
なぜなら、母が庭仕事(主に草抜きと畑仕事)をしている時に、子猫が母にずっとついてまわるし、しゃがんで草を抜く母の背中に飛び乗って、ずっと甘え続けたというのを私が仕事から帰ってきてから聞いた。
そう、それを話す母のそばに子猫がちゃっかりいたのは、すでに母を籠絡した後のこと。
子猫は、母を1日かけて「この子は家の中でちゃんと育ててあげなくちゃ」と思わせたのだから、かなりの知能犯だというのを、この時気付くべきだったな、と誰もが思うこととなる。
そう、あの猫は本当に頭の回転の早い、人をよく見て理解できる猫だった。

だから子猫の時から、家族皆が「下僕化」していったのだと、しみじみと振り返ることができるのだけど、あの頃は誰もが子猫らしい愛らしさにあふれる、でも「死にかけ」の猫に皆が夢中だったので、「下僕で結構!可愛いからいいじゃない!!」な、感じだった気がする。
それが、あの猫の頭の良さは、後に迎えることになる猫と比較するたびに恐ろしいほどだと思ったのは私だけだろう。

子猫のために必要なもの(猫トイレ、エサ用の皿、おもちゃ等々)を母はさくっと買って用意していて、父も猫が家にいることに「いつかはこうなると思ってた」と言いながら、拒絶することなく、無事子猫は家の中で安心して暮らせるようになったのだった。



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