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御岳山の噴火を受けて、色々思う所がある。




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私の両親は、登山が趣味の人達だった。
過去形なのには理由がある。
母の場合はすでに他界してるというのが一番なのだけども、父の場合、足を悪くしてから登山できなくなったので、山に絡めた趣味があるとは言っても登山を趣味としている、とは言えない状況なので、過去形。


はてさて。


御岳山は、母の実家から比較的近い場所にある山だ。
と言っても、見えるほど近いわけでもないのでその辺りは親類がどうだろうか、とかいう心配はしなくていいので、少し気楽にニュースを見てる部分はある。
(母の実家のある町には、母の兄弟とかそれ以外にも案外近くに親類が多く住んでることもあり、安堵してるのは本当)
ただ、登山を趣味としていた人達なので、泊まりで登山に行くというのは、常という人達でもある。
この時期、紅葉がきれいでそれを目的に訪れている人達が多いのもニュースでも伝えられている。
実際、両親も紅葉を目的にあちこちの山を訪ねていっている。
だから、もしまだ母が健在だったなら、父が足を悪くすることなく元気だったなら、と考えると今回の天災は、他人事とは思えない部分がある。

あくまでも、ifなので現実として有り得ないことではあるのだけれど、御岳山に登山に行った方々のご家族の方達がどれほど心配をされているかと思うと、他人事ではなく感じる。

随分以前のことだけど、両親が近場の山へ行った時に母が滑落してしまい、大ケガを負ったことがある。
その時幸い滑り落ちた高さが低かったのだと思うのだけど、落ちた場所が水のある場所で体へのダメージが比較的軽く済んだらしい。
どういう状況で落ちたのか、落ちる前にどうだったのか、詳しく話をしてくれたから私も知っているのだけど、その後父が負傷した母と下山するのにはかなり苦労したのだろうと思いながら話を聞いていた覚えがある。

そんな親の様子も見聞きしているし、他の人が目の前で滑落して亡くなった話なども聞いている。
どんなに身近で低い、登り易い山でも油断をしてはいけないのだと散々子供の頃から聞かされている。
だから、今回のことで多くの方が心肺停止状態で見つかったというニュースを聞いた時に、なんとも言えない気分になってしまった。
避けようもなかったとは言っても、あまりに多くの方が危険な状況にあることがいたたまれない。
私が登った山なんて、子供の頃だから子供でも安全に無理せず登れる山ばかりだったけど、大杉谷から大台ケ原へ泊まりで行った時には、私自身は特に危険を感じなかったけど、父から私がちょっとしたことで危険だからそういうことをしてはいけないと強く叱られたことがあった。

些細なことでも山での行動は危険を伴うのだと子供の頃から教えられたものだった。

それが、今回の噴火のような、事前にそれを知ることができない状況でのことだと避けようもなくて、危険に晒されることもなく済んだかもしれない人達を考えると。
そしてそんな人達のご家族のことを考えると。

まだ救助されていない人がたくさんいらっしゃる中、無事でいる方が一人でも…と思うばかり。



三重の松阪から奈良にかけての登山コースで、山小屋に泊まりでないと行けないルート。
途中ある吊り橋が私たちが通った数日後に切れて落ちるという事故があったりもしたルート。
まー、落ちた理由は橋を渡るさいに定員オーバーしたせいなので、ちゃんと注意書きを守ろうね、という教訓を子供ながらに強く印象づけた事故だった。
ちなみに亡くなった方が出てるので、本気でやばいと思ったよ。
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